こんにちは!
撮影に欠かせないライトですが、世の中には定常光ライトなんてピンからキリまであります。
仕事で使うなら高いライトでいいと思いますが、いかんせん素人では使用頻度もそこそこなのに、高いライトなんてとても買う気になれません。
わたしは恥ずかしながら撮影にはスタンドライト一本しか使用しておらず、欲しい光量がなかなか得られない場面が増えてきました。
そして、とうとう痺れを切らして買ってしまったライト「TL-600S」があります。
そのライトを使ってみた感想を3分で読めるように解説していきます。
TL-600Sはどんなライト?
まずは商品の説明から。
中身はこんな感じ
付属品が豊富で、買ってすぐにいろんな用途に使えるようになっています。
続いてざっくりスペック
一番大事なLEDライト自体について
演色評価数とよばれるCRIが95ととても高く優秀です。
CRIの数値の見方としては0~100までの指数があり100を最良(色ずれなし)となっています。
日中の太陽光でCRI100で家庭用蛍光ランプでおおよそ60程度になっています。
なので、CRIが95というのは撮影において被写体の色を正確に写せるということになります。
使ってみた
まずは通常使用から
毎度お馴染みのうさぎちゃんに登場してもらいます。
カメラ側の設定は中間色になるように5000Kの設定です。
ライトの距離は50㎝、発光出力は70%です。
パネルなし
とても発色がいいです。
スポットライトのように直線的な光ではなくパネルの面で光が当たるので影がきつくならないのでディフューザーいらずですね。
5600Kパネル使用
あまり変化がないように見えますが、若干減光しています。
色温度が変わるというよりディフューザーとしての使い方がいいかもしれませんが、影もそれほど柔らかくなっていないし、使いどころを考えさせられます。
3200Kパネル使用
これは言うまでもなく使う必要がない気がします。
こういった演出が必要な場面(例えば夕焼けを演出したい)でないと、出番がないように感じます。
よかった点・困った点
よかった点
調光機能があるおかげで、光量を調整するためにライトの距離を変える必要がなく、指の操作だけで完結できた。
リモコンが何気に便利。移動しなくてもその場で調光が可能で、カメラを見ながら調光できる。
コンセントからの給電orバッテリーでの使用、2通りの使い方を選べるので使い方に困らない。
LEDなので、フリッカー現象を心配していたが発生はなく、快適に撮影することができた。
困った点
買うまで分からなかったことが多すぎた。
色温度の調整がパネルだけでの調整(本体に数値の調整機能がなかった)
バッテリーが2つでチャージャーが1つしかないので、充電に時間がかかる。
バッテリーの稼働時間がおおよそ2時間くらいなので、長時間使用できない。長時間使用するなら、予備のバッテリーが必要になってくる。
カメラの雲台(シュー)が大きいとバリアパネル(ライトの上下左右4面の板)の下の板が噛んでしまう。
自由雲台の首振り固定部が弱くてライトの重さに耐えられないため、使う場面がない。
さいごに
どうだったでしょうか?
割と安く買えるライトなのでいい点悪い点ははっきり見えてくると思います。
ですが、ライト本体の光は抜群にいいので撮影にとても重宝します。
いい光源が欲しい、そしてなるべく安く買いたい!
そんなあなたにピッタリなライトです!
ホワイトバランスの調整ができる上位の商品(TL-600AS)もあります。
こちらは2灯セットなので2つ欲しい方はTL-600ASをおすすめします。