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【3分解説】商品撮影で失敗しない写真の撮り方【色編】

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こんにちは!

商品の出品・フリマアプリの出品などの写真は自分で撮っていますか?

一点物なのでお金を払ってプロに頼んで撮ってもらうのも割に合わない。

特に個人的な出品(大量生産していないもの)は頼んで撮ってもらうと利益にならない。

なんてこともありますよね。

そして、仕方なく手持ちのスマホで撮ってそのまま掲載する。

その写真大丈夫ですか?

いざ送ったら色が違うとクレームが入ったり。

そんな事態にならない為に、どうしたら色を正確に写真で伝えれるか、3分で読み切れるようにサクッと紹介します。

なぜ色にこだわるのか?

商品写真は売り物であるがゆえに、買い手に正確に伝える必要があります。

買い手は商品写真の、大きさ・形・色それぞれを見て判断していて、通販をするならなおさら写真や動画などの映像を頼りに買うか買わないかを判断します。

その判断の基礎になる写真などが、実物と違っていた。

そんな事態は避けたいですよね。

フリマアプリなどでよく見るのは、大きさ・形はきちんととれているのに、色が全然違ったというケースです。

例えば、撮影中やりがちなのは見た目が分かりやすくなるように、服や小物であれば全体・内側・タグといった3点セットですが、その写真が黄色がかっていたり、青味がかっていたり。

大きさ・形同様に色も大事な情報です。

写真の色を正確に撮るには

写真の色を正確に撮りたいなら、太陽光の下で撮るのが理想です。

色のパラメータには演色評価数(CRI)といったものがあり、0~100までの数値で表されます。

100が実際の色を表しており自然光による発色がそれに当たります。

家庭用の蛍光ランプであれば60くらいなので、実物の発色はだいぶ差が出ることになります。

とは言っても、毎回自然光で撮影できるはずもありません。

撮影できる時間が夜だったり、天気が曇っていたり。

撮影する条件が安定しないのもまた事実です。

そこでおすすめするのがCRI90以上のライトです。

CRI90を超えるライトが市販されているもので自然光に最も近いものとなっています。

なので、CRI90を超える照明を用意する必要があります。

ライトによってどのくらい違うのか比較

ライトによってどのくらい差がでるのかを比較します。

撮影用ライト(CRI95)と一般のスタンドライトに家庭用電球(CRI60相当)を取り付けて撮影しました。

どうでしょうか?どちらもカメラ側は同じ条件で、光源のみを変えて撮影しています。

写真同士で見比べるだけでも違いますが、実際に実物と写真で見比べると全然違うのが分かるかと思います。

お手元にポカリスウェットを用意してあるのならぜひ見比べてみてください(笑)

カメラの設定でどのくらい違うのか比較

カメラにはWB(ホワイトバランス)という設定があります。

これはカメラ側で白をより白に近づけるといった機能で、光源が電球色のようなオレンジ色でも昼白色のような青味がかった色でも白に近づけてくれるといったものです。

逆もまた然りで、強制的に色をコントロールすることもできます。

WB(ホワイトバランス)はカメラによって基準の設定値が違うこともあります。

わたしのカメラは5000K(ケルビン)が基準値なのでその前後の値で比較してみます。

先ほどのCRI95の撮影用ライトを使用し、カメラの設定を変えて撮影しています。

現在流通しているスマホのカメラやデジタルカメラにはこの色温度を自動で補正してくれる機能が備わっているので、そこは機械任せでいいと思います。

ですが、撮影した写真の色を確認して「なんか違うなー」と感じたらWB(ホワイトバランス)の設定を調整してみてください。

まとめ

ライトの比較、そしてカメラ設定での比較をしてきましたが、色がどれほど変わるか伝わりましたでしょうか?

比べて分かってしまうと、写真への印象もガラっと変わってしまいます。

あなたはどの色のポカリスウェットを飲みたいと思いましたか?

今回使った撮影用ライトは「SAMTIAN TL-600S」です。

詳しく見たい方は

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撮影用ライトを買ってまで撮影したくない方は家庭用電球にもCRI90以上のライトがあるのでそちらをお使いください。

いい商品写真は被写体をいい感じに写すのではなく、見る人に正確に伝えるものだとわたしは思います。

どうぞ、妥協せずにしっかり撮って満足のいく商品写真を作ってください!

いかがでしたでしょうか?3分で読み切れたでしょうか?