白レフと黒レフで写真はどう変わる?花の写真で比較してみた
レフ板は写真撮影でよく使われる機材ですが、実際に使うとどのような違いが出るのでしょうか。
私は花の撮影を中心に行っていますが、撮りたい雰囲気によって白レフ板と黒レフ板を使い分けています。
今回は実際に撮影した花の写真を使いながら、
- レフ板を使わない場合
- 白レフ板を使った場合
- 黒レフ板を使った場合
それぞれの作例を紹介します。
なお、今回掲載している写真はそれぞれ別の日・別の花で撮影したものです。
そのため厳密な比較ではなく、「レフ板を使うとどのような印象になりやすいのか」を見る参考としてご覧ください。
白レフ板と黒レフ板の違い
レフ板は光をコントロールするための機材ですが、白レフ板と黒レフ板では役割が大きく異なります。
白レフ板は光を反射させることで、影になっている部分を明るくする効果があります。
一方で黒レフ板は光を吸収し、余計な反射光を抑えることで影を強調する効果があります。
簡単に言うと、
- 白レフ板は影を明るくする
- 黒レフ板は影を濃くする
ための道具です。
どちらが優れているというわけではなく、写真でどのような雰囲気を表現したいかによって使い分けます。
私は花の撮影で明暗差を意識することが多いため、黒レフ板を使う機会が多くなっています。
今回は実際の作例を見ながら、レフ板によって写真の印象がどのように変わるのか紹介していきます。
💡 白レフ板 → 影を明るくする
💡 黒レフ板 → 影を濃くする
💡 レフ板なし → 自然な光と影になる
今回の撮影条件

今回の作例は、普段私が行っている一灯花の撮影環境で撮影しています。
できるだけレフ板による違いが分かりやすいように、ライトの位置やカメラ設定は大きく変更せずに撮影しました。
- Canon EOS R10
- SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN Contemporary
- スタンドライト1灯
- 黒背景(白い障子紙)
- 白レフ板・黒レフ板
撮影について
今回掲載している写真は、それぞれ異なる花を撮影した作例です。
そのため厳密な比較ではありませんが、レフ板を使用したときにどのような雰囲気になりやすいのかを感じてもらえればと思います。
また、花の種類や色によっても見え方は変わるため、レフ板の使い方に正解はありません。
撮りたい雰囲気に合わせて使い分けることが大切です。
💡 白レフ板は明るく柔らかい印象を作りやすい
💡 黒レフ板は明暗差を強調しやすい
💡 どちらを使うかは表現したい世界観次第
白レフ板で影を明るくしてみる
白レフ板は、ライトの光を反射させて影になっている部分を明るくするためのレフ板です。
花の撮影では、花びらの色や質感を見せたい場面も多くあります。そんな時に白レフ板を使うことで、光が届いていない部分にも光を回しやすくなります。
今回は同じ花を使い、白レフ板の有無による違いを比較してみました。
白レフ板を使わずに撮影

まずは白レフ板を使用せずに撮影した写真です。
ライトが当たっている部分は明るく写っていますが、反対側は影になっています。
立体感はありますが、花びらによっては暗く見える部分もあり、色や質感が少し分かりにくく感じます。
白レフ板を使って撮影

次に白レフ板を使って撮影した写真です。
影になっていた部分(花の下側)にも光が回り込み、花全体が明るい印象になりました。
花びらの色や質感も見やすくなり、柔らかく優しい雰囲気に仕上がっています。
商品撮影や花の色をしっかり見せたい場合は、白レフ板が活躍する場面が多いと感じます。
白レフ板を使って感じたこと
白レフ板を使うと、影を完全になくすわけではありません。
しかし、暗くなりすぎていた部分を自然に持ち上げることができます。
今回の作例でも、
- 花全体が明るく見える
- 花びらの色が分かりやすい
- 柔らかい印象になる
という変化を感じました。
特に明るく爽やかな雰囲気を表現したい場合は、白レフ板が使いやすいと感じています。
💡 白レフ板は影を明るくする
💡 花びらの色や質感を見せやすくなる
💡 明るく優しい雰囲気を作りたい時におすすめ
黒レフ板で影を強調してみる
黒レフ板は白レフ板とは反対に、光を反射させるのではなく余計な反射光を抑えるためのレフ板です。
そのため、影になっている部分をさらに引き締めることができ、明暗差を強調したい時に活躍します。
私は一灯花の撮影で明暗差を意識することが多いため、白レフ板よりも黒レフ板を使う機会が多くなっています。
今回は同じ花を使い、黒レフ板の有無による違いを比較してみました。
黒レフ板を使わずに撮影

まずは黒レフ板を使用せずに撮影した写真です。
ライトが当たっている部分はしっかり明るく写っていますが、周囲の壁や机などから反射した光も被写体に回り込んでいます。
そのため自然な立体感はありますが、影の部分は比較的明るく見えています。
黒レフ板を使って撮影

次に黒レフ板を使って撮影した写真です。
黒レフ板が余計な反射光を吸収することで、影の部分がより引き締まった印象になりました。
明るい部分と暗い部分の差が大きくなり、花びらの立体感や奥行きも感じやすくなっています。
写真全体の雰囲気も落ち着き、少しドラマチックな印象になりました。
黒レフ板を使って感じたこと
黒レフ板は写真を明るくする機材ではありません。
むしろ、影を活かして被写体の存在感を引き出すための機材だと感じています。
今回の作例でも、
- 明暗差が強くなる
- 花の立体感が出る
- 落ち着いた雰囲気になる
という変化が見られました。
特に私が撮影している一灯花では、花そのものだけでなく光と影も表現の一部として考えています。
そのため、影を消すのではなく、あえて残したい場面も少なくありません。
そんな時に黒レフ板は非常に使いやすい道具だと感じています。
💡 黒レフ板は影を濃くするためのレフ板
💡 明暗差や立体感を強調しやすい
💡 落ち着いた雰囲気やドラマチックな表現に向いている
💡 光だけでなく影も写真の表現として活用できる
白レフ板と黒レフ板はどちらを選ぶべき?
ここまで紹介してきたように、白レフ板と黒レフ板は役割が大きく異なります。
白レフ板は影を明るくし、被写体の色や質感を見せたい時に向いています。
一方で黒レフ板は影を活かし、立体感や雰囲気を表現したい時に向いています。
どちらが優れているというわけではなく、撮りたい写真によって使い分けることが大切です。
私の場合は一灯花のように光と影を活かした写真を撮ることが多いため、黒レフ板を使う機会が多くなっています。
しかし商品撮影や明るい雰囲気の写真では白レフ板を使うこともあります。
レフ板は高価な機材ではありません。
ぜひ実際に試しながら、自分の表現に合った使い方を見つけてみてください。
私が黒レフ板をよく使う理由
私は花を撮影するとき、花そのものだけでなく光と影も一緒に表現したいと考えています。
白レフ板を使うと花びらの色や質感は見やすくなりますが、影が弱くなることで写真全体が平坦に感じることもあります。
一方で黒レフ板を使うと、影を活かしながら被写体の立体感を強調できます。
特に一灯花では、一つのライトだけで花を照らし、明るい部分と暗い部分の差を意識して撮影しています。
そのため私の場合は、白レフ板よりも黒レフ板を使う機会が多くなっています。
もちろん明るく爽やかな写真を撮りたい場合は白レフ板も有効です。
大切なのはどちらが優れているかではなく、自分がどのような写真を撮りたいかだと思います。
💡 白レフ板は光を足す
💡 黒レフ板は影を足す
💡 写真の世界観に合わせて使い分ける
まとめ
今回は花の写真を使いながら、
- レフ板なし
- 白レフ板
- 黒レフ板
の作例を紹介しました。
白レフ板は影を明るくし、花びらの色や質感を見せたい時に向いています。
一方で黒レフ板は影を強調し、立体感や雰囲気を表現したい時に活躍します。
私自身は一灯花の撮影で明暗差を意識することが多いため、黒レフ板を使う機会が多くなっています。
レフ板は高価な機材ではありませんが、写真の印象を大きく変えることができます。
もしまだ使ったことがない方は、まずは身近な材料で試してみるのもおすすめです。
わたしは自作のレフ板で撮影をしています
レフ板の効果を応用した使い方があります


