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【3分解説】小物の商品撮影ならスタンドライト(照明)一つだけで簡単に撮れる【物撮り】

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小物の商品撮影や物撮りをするなら「きちんとした機材がないといけない」と思っていませんか?

機材が高い!技術がない!

そんな心配はいりません!

ちょっとした機材(1万円以内)でそれなりにしっかりした写真が撮れます!

どうやって撮るかをこれから3分でじっくり解説していきます!

必要な機材は?

まずは必要な機材の紹介。

①スタンドライト(クリップライト)

スタンドライトはホームセンターなどで1000円~3000円程度で買えるようなもので、60w相当のものを使います。

40w対応のものだと光量が足りず撮影に影響が出てきて、撮るのが難しくなります。

これと同じ仕様のやつ使ってます

②カメラ(スマホも可)

カメラは一眼レフがあればいいと思いますがスマホでも問題ありません。

色味に違いはありますが、これはカメラの性能や、設定による違いです。

写真の写り自体はほとんど差がありません。

③三脚

三脚は必須です。

理由は構図を固定しながら何度も撮り直しするからです。三脚を使わないで撮っているとせっかく構図がいい感じに決まったのに、ライティングがイマイチで撮り直しになったり、ライティングが良くなったのに構図がイマイチになったり。二兎追うものは一兎も得ずです。

そんな負のループに陥らない為に、三脚で構図を決めて、撮りながらライティングを調整していく作業が必要になります。

④背景紙

背景紙は必要に応じて準備します。

撮りたい被写体に合わせて白や黒、柄モノなどを使用します。

ちなみに画像の背景紙は障子紙を使用しています。

幅は90cm、長さは5mなどロールであれば長いものを用意できます

こちらは幅135㎝の障子紙です

これだけの幅があると撮影で背景の外が写ってしまう心配も減ります

ライティング別撮影方法

順光

被写体に対し正面に当たる光です。

写真に映り込む部分を照らしますので、被写体をはっきり写せます。

全体をしっかり見せたい時は順光が効果的です。

サイド光

側面から光を当てています。

被写体自体は順光と大差がないように感じますが、影の付き方が変わり、立体感も出てきます。

トップ光

被写体に対し真上から光を当てます。

今回の被写体のような球体だと影になる部分が大きすぎて暗い印象になってしまいます。

逆光

ライトが被写体に対し後ろ側から、つまり、カメラと光源が向かい合う状態です。

被写体の正面が影になり、撮りたいものの表情がはっきり写りません。

シルエットを撮影したいなどに効果を発揮します。

このようにライティングで写真の雰囲気は変わっていき、写真としての伝え方が異なってきます。

逆光を利用した撮影方法はこちらを参照してください

初心者でも大丈夫!グラスやコップの綺麗な写真を簡単に撮影する方法! 自分でワイングラスやコップをオシャレに撮りたい! でも撮ってみたいけどプロが撮ったようにきれいに撮れるか不安… なんてやる...

撮影のコツ

ここで話が少し逸れるように思うかもしれませんが、大事なのが撮る目的です。

商品撮影であれば、その商品がどういったものかを分かりやすくするために写真を撮る必要があるので、商品の特性を見る人の立場に立って撮る必要があります。

イメージ写真であれば「何を伝えたいか」が重要になってきます。

被写体が生み出すメッセージ性を十分に引き出させるためには、撮りたいテーマに応じて、ボケやライティング、色彩を活用して撮る必要があります。

ボケについて

ボケのある写真は味が出てきれいな写真になります。

ですが、かけすぎは禁物です。

被写体のピントが一部(前や後ろ)しか合ってないとなっては、被写体の鮮明さが損なわれます。

被写体に対し適切なピント合わせをすることが重要です。

ボケを利用している記事はこちらを参考にしてください

ビー玉の色の違いでボケ感が分かりやすいと思います

透明(透明ではなかったり)なビー玉を使った楽しい撮影方法をいろんな切り口で紹介 ビー玉を撮影するというと「なんだビー玉か」と思うかもしれません でもやってみると撮影のパターンや組み合わせなど考えればいろんな撮...

ライティングについて

ライティングにおいても被写体に対し適切な設定が必要です。

立体感を出したいのか、被写体全体をくっきり写したいのか、被写体の形を伝えたいのか。

目的に合ったライティングをいろんな角度から探っていき、ベストな光源の位置で撮影することが重要です。

さいごに

簡単に撮った写真というのは、手軽に撮る分、見る方にも感じとれるものがあまり多くはありません。

案外見る方としては、すぐに分かるものです。

自分自身も達成感を感じにくく写真に愛着がわかなくなってしまいます。

プロの写真家は一枚の写真撮影に納得いくまでたくさんの時間を使います。

納得のいく写真が撮れるまで時間をかけてじっくり撮りましょう。

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