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きれいに撮れる!撮り方で変わるケーキの上手な写真

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一言にケーキ写真と言っても用途によって撮り方は様々です。

機材をセットしてライティングと構図を考えて、

「さぁ、早速撮ってみよう!」

ちょっとまってください!

まず、初めにすることは「被写体をよく観察すること」。

どんな写真にしたいですか?

きれいな写真を撮りたいと思っても、被写体の魅力を十分に引き出してあげることが大切です。

ケーキ撮影に適したライティング

ライティングについて考えてみます。

今回使うのはいちごのショートケーキ。

いちごのショートケーキの主題は「いちご」です。

なので、まずはいちごに合ったライティングを考えます。

いちごがおいしく見えるのは、しっかりとした赤色でツヤがあるもの。

なので、いちごのショートケーキを撮るなら撮影中もいちごの色味がしっかり出て、光沢が出るライティングを意識して行います。

構図を決める

用途別に構図を考えてみます。

日の丸構図

被写体を中央に置き撮影、商品撮影においてはケーキ全体を写す必要があるので、この日の丸構図がよく用いられます。

今回はお皿に乗せて撮影しましたが、全体がしっかり撮れるようにするなら、お皿ではなく平らな場所(平らなお皿)で撮影するとケーキの形が崩れずきれいに撮れて、見た目もスッキリします。

部分的に写す

イメージカット

いちごを主題に寄って撮りました。

いちごを写真の中央に配置し、いちごのツヤがしっかり見えるように撮ります。

ケーキが四角ではないのであえて水平に撮らず、対角線を意識した写真にしました。

四角いケーキであれば、水平に撮る・角を手前に持ってきて角に対した面が均一に見えるように撮るなど置き方で印象が変わってきます。

余白を入れてみる

「いちごのキモチ」

そんなキャッチコピーができそうな写真になりました。

文字入れる場合などはこのように余白を付けて主題を主張させすぎず、文字と被写体がギスギスしないようにします。

ケーキと小物を組み合わせる

小物と組み合わせることで「ケーキがどういった状況なのか?」を演出することができます。

ケーキ+○○という情報の組み合わせで、見る人に届けたいメッセージを考えます。

フォークを組み合わせる

ケーキといえばフォークですね。

ホールケーキのような大きいサイズにフォークを添えてしまうと、大食いのイメージになってしまいますが、カットされたケーキであればフォークを添えるととても自然に見えます。

フォークを添えることで、自宅ではなく「お店に食べに来た!」といった印象を持たせることもできます。この写真は背景が白地ですが、店の雰囲気を出した背景にすることで、さらに「お店に食べに来た!」を演出できます。

他のケーキと組み合わせる

数種類のケーキを合わせて撮ることで、数人で集まって食事をしているようなイメージを演出をすることができます。

ですが、あまりに多くの数を写真に収めてしまうとゴチャゴチャしてしまうので、多くても3つまでにするなど写真を見やすくする工夫が必要です。

また、被写体が複数ある場合、主題を引き立たせる為に前ボケ後ボケを使ってみるのも効果的です。

マットを敷いてアクセントをつける

ランチョンマットを敷いて色のバリエーションを増やしてみます

マットの効果でかわいい印象になりました。

マットの色や形で写真の印象も変わってきて、今回使用したピンクのギンガムチェックはいちごの色味を引き立たせてくれます。他にはレースのマットを使うと高級感・清潔感が出てきたりと、マットひとつ違うだけで演出が変わってきます。

マットも明るい色にすると落ち着いた・軽いといった印象になり、暗い色にすれば渋い・重いといった印象を与えます。

ですが、いちごよりも濃い赤を選んでしまうと、いちごが視界に入りずらくなってしまいますので注意が必要です。

飲み物を組み合わせる

ケーキに合いそうな飲み物を組み合わせます。

ここではハーブティーを組み合わせてみます。

ハーブティーを組み合わせることによって、優雅な午後のひと時を演出でき、落ち着いた雰囲気も出ました。

ここでのマグカップ選びも重要で、いちごが最初に視界に入るような色を選ぶ必要があります。

マットと組み合わせていますが、マットの色とカップの色が不自然にならないような配色を考え撮影します。

フォークを入れてみる

フォークを入れて「動き」を付けます。

動きを付けることで見る側の食欲をそそることもでき、さらに、ケーキのスポンジのふんわり感を演出できるといった効果もあります。

ケーキだけを見ても撮り方は様々

一言でケーキを撮ると言っても撮り方や演出は多種多様です。

撮り方やちょっとした工夫で写真の印象は全く違うものになってきます。

今回はショートケーキを使ってそれぞれ撮り方をあげてみましたが、ケーキの種類によって撮り方は変わってきます。

自宅で物撮る(ぶつどる)も良し!外出先で物撮るのも良し!友人とカフェに行って物撮るのも良し!

こういったアイディアをストックしていくと写真の幅が広がって撮影が楽しくなること間違いなしですね!

写真で色味をしっかり出したいなら、しっかりしたライトが必要になります。

ライトが必要な理由は

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